様々な投資家や起業家の話を聞きながら、「投資と投機(博打)て根本的に何が違うの?」という問いにぶつかった。
目的が違う
まず、投資は資産を増やすために計画的に資金を運用することを目的としているが、博打は運の要素が強く、娯楽や興奮を求めて金銭を賭けることを目的としているのだろう。その目的の違いがある。
リスクマネジメントの質
投資はリスクを最小化するような様々な手法(分散投資など)が重視されますが、博打は深く考えずに運任せで高いリスクを伴う。
情報量の違い
これまで学ばせてもらえた投資家の方々の場合、投資をリサーチや分析に基づいて行われることが多い印象を受ける。一方、博打はランダムな要素が強く、神頼みで戦略的な要素が少ないのではないだろうか。
時間軸が違う
投資は長期的な成長や収益を狙うことが一般的だが、博打は短期的な結果が求められることが多い印象を受ける。1年掛けて博打を打とうなど考える人に会ったことはない。
法的性質の違い
多くの国や地域では、投資は法的に規制され、適切な手続きを経る必要があるが、博打は合法的な場合もあれば非合法な場合もある。
経済成長への貢献
投資は計画的なリスクを取ることで、長期的な成果を得る手段であり、経済成長にも寄与する可能性がある。一方で、博打はあくまで運とチャンスに依存しており、資産の増加よりも楽しみや興奮を重視している印象が強い。
注意深く考えて、自分の目的に合ったアプローチを選ぶことが重要なのだろう。
まとめ(日本の博打)
日本もこれから人口は減り、経済も萎むと予想される。逆に言えば、これまでの日本は投資ではなく博打を打ち続けた証明でもあるのかもしれない。
少なくとも、人口増加への投資は失敗したと言えるだろう。
もしくは、人口減少社会の中で今後も経済成長できる方法論があるのだろうか。
博打大国日本にならないことを願うばかりだ。